刺青師・ 龍元

神社仏閣

直に見えない御本殿 [生出神社] 栃木県

覆屋の窓は二重格子。互い違いに固定されていて、残念ながら肉眼で中を直接伺う事はできませんが、覆屋の中には向拝に向い龍が巻きついた、立派な御本殿が鎮座していました。
神社仏閣

案内板曰く「法師を思わせる」仙人たち [愛宕神社] 栃木県

三代将軍家光は日光に東照宮を造営したが、その時の大工や彫物師は今市・鹿沼・金崎などの宿場を宿としていた。本殿はその時の名工の作といわれている。本殿の前柱には上に獅子頭、上り龍、下り龍が彫られ、十二階段を設けている。四方には丸柱を配し、東、西、北には欅板に一刀彫が施され、法師を思わせる彫刻がある。
神社仏閣

天女が舞う社 [星宮神社] 栃木県

望廬山瀑布(廬山の瀑布を望む)日は香炉を照らして 紫煙を生ず遥かに看る瀑布の 前川に挂かるを飛流直下 三千尺疑うらくは是銀河の 九天より落つるかと
神社仏閣

某アイドルファンの聖地 [大野神社と境内社] 埼玉県

ここのお目当ては境内左奥に鎮座する境内社の一つ。社号は分かりません。 だいぶ廃れてきていますが 屋根が架けられているので しばらくは保てそうです。
神社仏閣

疫病退散 [為朝神社(武田八幡宮境内社)] 山梨県

身長七尺(2m10cm)を超える大男で、五人張りの強弓の使い手。暴れ者で兄達に対しても傍若無人だったため、13才の時に勘当され九州へ追放されるが、僅か3年のうちに九州を平定してしまう。崇徳上皇と後白河天皇が争った保元の乱 (1156) では上皇側についた為に敗北、朝敵として伊豆諸島に流される。ここでも暴れ回り事実上、伊豆七島を支配するようになるが、最後には討伐の院宣が降り、負けを悟った為朝は自害した。享年32才。疫病神も恐れるほど強かったので疱瘡除けのお札になった、鞍もろとも鎧武者を射通して串刺しにした、一矢で300人乗りの軍船を沈めた、などの伝説や武勇伝は枚挙にいとまがない。追記有り(2023.06.11)
神社仏閣

まるでデジャブ [三島神社] 山梨県

既視感(仏:Dejavu)。 実際は一度も体験したことがないにもかかわらず、以前にもどこかで体験したように感じること。 単なる錯覚では済ませられないほどのリアルな「過去の実体験」としての感覚が伴う。
神社仏閣

寺社彫刻巡り番外編 [聖十字架教会] ドイツ

令和五年五月下旬 ドイツのオッフェンブルクの Heilig-Kreuz-Kircheハイリヒ・クロイツ・キルヒエ(聖十字架教会)に立ち寄りました。ヨーロッパの大きな街の教会は中へ入れる事が多いのですが ここは案内板が出てなかったので外側だけ...

オッフェンブルクの旅

5月20、21日にドイツ・オッフェンブルクで開かれたタトゥコンベンションに参加しました。ドイツは2度目ですがオッフェンブルクは初めて。空港が無いので フランクフルトかフランスのストラスブールから列車で行く事になります。ストラスブールの方が近...
神社仏閣

兎の彫り物で有名です [熱那神社] 山梨県

本殿は一間社流れで基壇まで漆喰で塗り固め、亀腹を設け、井桁にくんだ栗材の土台上に建てられています。身舎は桁行一間、梁間二間で、柱はすべて円柱で、四面に縁長押、内方長押を巡らし、頭貫を入れ、先端に木鼻をつけています。斗栱は二手先、実肘木で出桁をうけ、妻飾は光量に結綿月の大瓶束をたてて化粧棟木をうけ、妻壁は笈形状に雲の彫刻で飾り、破風には鰭付のかぶら懸魚と桁隠を下げています。
長野県

鶴と龍虎と鷹と菊 それから鬼そして兎紋 [金峰山神社] 長野県

金峰山の麓に点在する金峰山神社の一つ。 詳細についてはわかりません。 胴羽目は上手くない彫り物です。というか寧ろ下手くそ? でも惹かれるモノがあります。
長野県

鬼が笑う変わった形の御本殿 [神明社と境内社] 長野県

御本殿に屋根を架けただけの社殿です。流造りは屋根の形がへの字ですが、ここの御本殿は屋根の長さが前後で同じ。 ちょっと変わった形をしています。
長野県

聖域守護の他に火除けの意味がある犀に護られる [諏訪神社] 長野県

信州は本当に諏訪神社だらけです。地名の付いた神社も御祭神や御由緒を見ると元々は諏訪神社だったりする事も多いです。
長野県

地蔵峠の麓に鎮座する [源関神社] 長野県

拝殿向拝には流麗な子引き龍がありました。 この精密さを見れば、これは江戸末期から明治にかけて、もしくはそれ以降の製作だと思います。
神社仏閣

鑑賞難易度かなり高め [大國神社] 群馬県

久々に立派な拝殿がある神社です。所在地は沼田市ですが 地図で見ると片品村に集中する彫刻のある神社群の一つ。覆屋の中に鎮座する御本殿は胴羽目三面と脇障子に彫り物がありました。
神社仏閣

跳ねる姿は飛躍の象徴 [日光神社境内社] 群馬県

ここのお目当ては日光神社の隣に鎮座する境内社。社号は分かりませんが、小さな御本殿が三棟あり、 真ん中の御本殿に胴羽目彫刻がありました。
神社仏閣

波尽くしの御本殿 [武尊神社と御前宮] 群馬県

武尊神社御本殿と御前宮御本殿には波の彫り物が施されていました。波に兎や波に犀などは一般的に火除けの意味で彫られる事が多いそうですが、ここまで波尽くしの神社は珍しいと思います。
神社仏閣

凄いぞ片品村! [諏訪宮] 群馬県

中を覗いてびっくり。寂れてはいるものの素晴らしい彩色彫刻の施された、見事な御本殿が鎮座しています。
神社仏閣

菊姫が飾られた [武尊神社] 群馬県

穆王に愛された慈童は 枕を跨いだ咎で流刑に処せられます。形見に王に授けられた妙文を忘れないように毎日菊の葉に書き付けていましたが その葉から滴る露を飲んで不老不死になりました。
神社仏閣

三大霊獣 [諏訪神社] 群馬県

割と新しく見える社殿の中には立派な御本殿が鎮座していました。 ここら辺の神社では本物の蝋燭を灯す事が多い様ですが、ここは電化されていて火気厳禁。 横窓は無いし、眩いばかりに輝く壁は真新しくて節穴の様な物は見当たらないので仕方なしに斜めから撮影しました。
神社仏閣

六福神と二仙人 [五霊神社] 群馬県

かなり剥落してしまってますが、往時はさぞかし煌びやかであったであろう精緻な彩色が残る、見事な御本殿は見応え十分。一見の価値ありです。