令和六年 新年寺社彫刻巡礼の旅 第十四社目 千葉県匝瑳市の星宮神社に参拝しました。
御由緒は分かりませんでした。
裏へ回ると御本殿がありました。
向拝の龍です。
脇障子は 鉄拐先生こと李鉄拐です。
幽体離脱をしている間に弟子に体を処分されて 仕方なしに行き倒れの死体に乗り移ったので 足が悪く 杖をついています。
それなら 健康な?死体を探して また乗り移れば良いのに と思いますが 案外気に入っているのかも知れません。
胴羽目は地紋彫り。紗綾形です。
背面です。
鉄拐先生の後ろ姿。
背面胴羽目も地紋彫り。
さて こちらはどなたでしょう? 鉄拐先生と対になる仙人は 大体相場が決まっています。
胴羽目はこちらも紗綾形。卍の部分がナチスのハーケンクロイツを想起させるとして ヨーロッパ人には評判が悪いです。
脇障子は鉄拐先生と対になる 蝦蟇仙人の劉海蟾。
見事な三本足です。
これまで彫刻の充実した神社が続いていたので あっさり目の神社でちょっと一息。
刺青師・龍元
014(2024.02.15)
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