神社仏閣

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東北地方

牛鬼と二十四孝と七賢と力神 [丹内山神社 其の一] 岩手県

この建造物の特徴として、正・側面の外壁一面に中国の古事や古事記・万葉風の彫刻、脇障子は唐獅子と牡丹が彫刻されている。県内の社寺建造物の内では彫刻装飾優位の建物で、平成二年五月に県指定有形文化財(建造物)となっている。(現地案内板より抜粋)
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独特なタッチで彫られた胴羽目彫刻 [興田神社 其の二 御本殿] 岩手県

二十四孝から題材が取られた見事な4点の胴羽目は、独特なタッチで彫られていて、拝殿の彫刻とともに一軒の価値ありです。
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寺社彫刻を求めてみちのくを往く [興田神社 其の一 拝殿] 岩手県

かつては妙見さまと呼ばれ、古くから篤い信仰を集めている興田神社。拝殿向拝には霊獣・力神や中国故事に取材した彫り物などがあり、見どころ満載の神社です。
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表情豊かな彫り物 [八幡宮 光明院境内社] 千葉県

追記しました(2024.10.07)。始皇帝の暗殺に失敗した張良は下邳に身を潜めていた。 ある日、橋の袂を通りかかると汚い老人が靴を橋の下に放り投げた。 「おい若いの、下りて靴を取ってこい」 張良は殴りつけようかと思ったが、相手が老人なので我慢して靴を取って来た。 「その靴をはかせろ」 張良は「すでに拾ってきてやったんだから」と考え、老人に靴を履かせた。 「5日後の早朝ここに来い」 5日後の朝、日が出てから張良が行くと、老人は既に来ていた。 「目上の人間と約束しながら遅れるとは何事だ、帰れ。また5日後早朝に来い」 5日後、張良は夜中に家を出たが、既に老人は来ていた。 「遅れるとは何事だ、帰れ。あと5日したらもう一度早く来い」 次の5日後、張良は夜中から約束の場所で待った。しばらくして老人がやって来た。 老人は張良に一編の書物を渡し 「これを読めば王者の師となれる。」 授かった書は太公望の兵法書で、張良は不思議に思いながらもこの書を繰り返し誦読したという。 後に張良は軍師として劉邦の天下統一を助け、漢の三傑と呼ばれた。
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怖〜いこわ〜い力神さま [千賀戸神社] 群馬県

本殿彫刻は、自性院観音堂境内にあった大銀杏の木を板にし、透彫りされた物です。彫刻を行ったのは日光の建造物の修復や建築、各地の神社仏閣の彫刻を業としていたとされる星野政八郎と福田助次郎であると、上棟の時の文書にその名前 が残っています。
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鳥籠に囚われた岸亦八 [大蓮院正覚寺山門] 群馬県

道路側と本堂側・妻側には愛好家泣かせの鳥籠がはまっていますが、内側の冠木上の彫り物には網が掛かっておらず、岸亦八の流麗な彫り物を存分に堪能する事ができます。
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画題不明の欄間彫刻 [智徳寺観音堂] 群馬県

県指定重要文化財にもなっている、快覚彫の十一面観音像が有名の様ですが、今回注目したいのは堂宇扉上の2点の欄間彫刻。他に向拝にも見事な子引き龍と亀に乗った仙人の彫り物があります。
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源太郎彫 三国志の英雄と仙人たち [町田坊観音堂 其の二] 群馬県

寺社彫刻は 雨風や鳥糞に晒されてしまってますが いつでも誰でも そこに行きさえすれば 何回でも何時間でも 色々な角度から鑑賞できるのが良い所です。
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源太郎の龍宮玉取姫 [町田坊観音堂 其の一] 群馬県

向拝に置かれた 躍動感のある見事な龍宮玉取姫の彫り物は、さまざまな角度から見応えがあります。
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花輪村 星野甚右衛門 (慶助升輿)の彫り物 [武尊神社 其の二] 群馬県

外陣にはぐるりと回された欄間に素晴らしい彫刻がありました。特に内外陣境欄間の十六羅漢は見応えがあります。追記あり(2024.09.20)
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程よく寂れた彩色欄間彫刻 [武尊神社 其の一] 群馬県

風雨に晒され程よく廃れた 彩色彫刻が施された欄間が見事です。海老虹梁の龍が有名ですが、唐破風棟鬼飾りの鬼面や唐破風下の鬼の力神も見逃せません。
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日本の伝説 [愛宕神社境内社] 群馬県

飛騨内匠が木を彫って鶴を作ると 木鶴は空高く舞い 内匠はその木鶴に跨って唐を目指して西へ向かったと伝わります。
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堯帝が認めた人たち [上久屋神社] 群馬県

帝位の禅譲を拒否され続けた尭帝。半ば自信を失いながらも、二人の娘を付帯する事により、とうとう大舜に帝位を譲る事に成功します。
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岩屋の中の [蚕稲荷神社] 群馬県

車を降りて歩くこと10数分。半分 岩屋の中に建てられた覆屋の中には 立派な御本殿が鎮座していました。
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浜の漁師と唐代の大詩人 [とある社 其の六] 関東

超絶技巧の極細密彫刻ではありませんが 比較的深彫りの 見応えのある彫り物で飾られた御本殿です。
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古代中国の伝説に取材した [菅原神社] 神奈川県

胴羽目は「黄石公と張良」と「菊慈童」。なんとも言えない不思議な魅力のある彫刻でした。時が止まった感じがたまらない神社です。
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関羽と周倉 [諏訪神社] 神奈川県

背面には関羽と周倉 右面には唐子の闘鶏 左面には司馬温公瓶割の胴羽目があるそうですが 右面と左面胴羽目は拝観する事ができませんでした。
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小さいながらも彫刻満載の御本殿 [若宮神社] 神奈川県

二間社なので 八幡神社に他の神様が合祀されているのかなと思って調べると 境内の明治十八年の灯籠には「奉納稲荷神社」とある様です。現認はしてません。
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飯田岩次郎彫と噂の [氷川神社] 埼玉県

飯田岩次郎彫というのは、あくまで噂を小耳に挟んだだけなので本当の所は知りませんが、彫師が誰であっても、隠れていた素晴らしい彫り物を鑑賞できて嬉しい限りです。
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後藤功祐の彫り物 [飛川神社 其のニ] 山梨県

後藤功祐  幕末-明治時代の彫刻家。 天保のころ後藤富五郎に彫刻をまなぶ。明治10年(1877)内国勧業博覧会に置物を出品。宮彫系の木彫師として活躍。靖国神社神鏡の額縁などを制作。家具も手がけた。江戸出身。 (デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「後藤功祐」の解説より)