令和六年 新年寺社彫刻巡礼の旅 第四社目 千葉県横芝光町の日吉神社に参拝しました。

御祭神 大山咋神

裏へ廻ります。

覆屋の中には 年季の入った御本殿が鎮座していました。




脇障子には唐獅子牡丹。

向拝中備には虎らしき彫り物がありました。

拝殿幣殿と繋がる御本殿覆屋の背後には 更にもう一つの御本殿覆屋がありました。

社号額には小堤神社とあります。

右面。脇障子は欠損です。

胴羽目は火除けの波に犀です。

首筋だけ 鱗に覆われています。

背面には開口部が全くありませんでした。今思えば 側面上部の開口部が後ろの方まであったので 胴羽目彫刻の有無くらいは確認できたのかも知れませんが この時には思い至りませんでした。
左面です。こちらも脇障子は欠損。

こちらも胴羽目は波に犀です。

首の後ろ側だけ鱗に覆われています。

良い神社でした。
刺青師・龍元
004(2024.01.11)
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