令和二年四月吉日、埼玉県東松山市の八雲神社に参拝しました。

彫り物満載です。

御由緒
創建年不詳
安政六年(1859)再勧請
御祭神 素戔嗚尊
彫師 飯田仙之助の弟子三人と言われる
南向き

正面

水引虹梁上の「龍」とその上の「黄安仙人」。

西面

胴羽目は「応神天皇誕生」。

武内宿禰の表情が良いですね。それと隣から覗き込んでいる人の不精髭の表現も秀逸だと思います。

脇障子には「大己貴命の大鷲退治」。

妻では唐子風の力神。二人というのは珍しいらしいです。

背面
胴羽目は「天の岩戸」。

左右とも脇障子には裏側にも画が彫ってあって、背面側は鶴亀でした。
東面
向かって右面はすぐ脇が車の往来の激しい道路になっていて、大型トラックが走ってたりします。なので頭の高さの石垣の上で鉄骨にしがみついて写真を撮っていると、相当怖いです。

胴羽目は「素戔嗚尊の大蛇退治」。

脇障子は、うーん、見た事のない構図ですが、他が全部日本神話なので、これも神話系なのでしょうけど。。。日本武尊でしょうか?今ひとつ決め手に欠けますね。

撮り忘れたと思ってたのですが、整理したらこちらの面の唐子風「力神」もちゃんと撮ってありました。

辺りにコインパーキングも見つからず、ここも歩道に半分乗り上げる感じで路駐。東京近郊の古い街中って本当に駐車スペースに困るんですよね。
バイクで回ろうかなぁ。もう、30年乗ってないけど。。。まだ乗れるのか?

刺青師・龍元
062(2020.04.10)
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