日本伝統刺青 6 武者絵

日本伝統刺青
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の技術である手彫りの継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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去年の夏あたりから Traditional Japanese Tattoo Association 日本語で言えば「日本伝統刺青協会」というのを作って、アムステルダムの二代目・建尚さんと一緒に、日本と刺青についてインスタグラムなどのSNSで海外に発信しています。


今回は武者絵について。文と画は私、刺青師・龍元です。

 

 
 
 
 
 
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武者絵

日本伝統刺青の中で最も人気のある画題の一つに武者絵がある。例えば、「頼光の大江山鬼退治」「藤原秀郷の大ムカデ退治」「木曽義仲最期の闘い」「上総介広常の九尾の狐退治」「素戔嗚尊の大蛇退治」などなど。。。

これらの画題は主に日本の歴史や神話、伝説や民間伝承の名場面から来ている。

例えば、源頼光は約1,000年前に実在した侍で、沢山の伝説を残した。頼光について、最も有名な伝説の一つに「大江山の酒呑童子」というのがある。

あらすじはこうだ。
頼光は大江山へ鬼退治に行き、やっとの事で酒呑童子の頭を切り落とす。しかし、童子の生首はそれでもまだ生きていて、大きく口を開けて頼光目掛けて飛んで来た。(詳しくはネットで ”酒呑童子” と検索して下さい)

刺青の画題には一つ一つ、とても興味深い物語があるのです。

文と画 刺青師・龍元

頼光に食らいつく酒呑童子の生首
頼光に食らいつく酒呑童子の生首

(正確な翻訳ではありません)


武者絵という題で、話の中に素戔嗚尊を入れたので、「スサノオはサムライじゃない」とコメントされてしまいました。

知ってます。でも、論点はそこではないので、スルーしました。この記事で私の言いたかった事はこの一点です。

「日本伝統刺青の画題の背景には一つ一つ、とても興味深い物語があるのです」

刺青師・龍元

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