鬼に呼ばれて [駒形神社] 栃木県

駒形神社 栃木県

彫師歴二十余年。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本伝統刺青・和彫りとは古来より連綿と日本に伝わる生きた芸術です。伝統を受け継ぎ、研鑽し、さらに発展させて後世に伝えていく事を目標にしています。古来伝統の手法である手彫りの刺青に興味を持っていただければ幸いです。

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令和二年五月吉日、栃木県佐野市の駒形神社に参拝しました。

駒形神社鳥居
駒形神社拝殿

御由緒

天文十一年(1542)創建
御祭神 大己貴命おおなむちのみこと


いくつも掲げてあった額の一つ。がカッコいいです。元は彩色されていた様ですね。天保十五年(1844)と書いてあります。

奉納額

御本殿

本殿左面胴羽目

胴羽目は二枚。孔雀と鳳凰ですね。

鳳凰 孔雀

背面は胴羽目が三枚。

本殿背面

右から二十四孝の楊香、唐獅子牡丹、鯉の滝登り。

楊香 唐獅子牡丹 鯉の滝登り

御本殿右面。

本殿右面

右から二十四孝の孟宗、高砂だと思います。

孟宗 高砂

なぜ、この画題なのか。なぜ、この順番なのか。結構古そうな彫り物ですが、この御本殿が建てられた頃はまだそれほど洗練されてなかったのかなぁ。因みに脇障子は左右で龍虎でした。

車の側まで戻っても何か物足りなく思って、社殿を撮影していると、御本殿の屋根のてっぺんに何かあるのに気付きました。

駒形神社

近くで見ると、おお!鬼面です。

鬼面

反対側もほぼ同じ形。なんか酸っぱい表情ですね〜。

鬼面

鬼面を発見して一気に幸せな気分になりました。

刺青師・龍元

108(2020.05.25)

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