令和二年六月吉日、千葉県我孫子市の観音寺観音堂に参拝しました。
ここには平将門の護り本尊・聖観世音菩薩が祀られています。将門神社の北東に位置し、将門神社の鬼門封じに護り本尊を安置したと言われます。(〜追記 てっきりここの前に行った将門神社だと思ったんですが地図を調べるともう一つ石祠の将門神社が有りました〜20.06.29 追記終わり)
御縁起
寛文二年(1662)曹洞宗観音寺として創立
安政年間(1854〜60)観音堂建立
向拝彫師 後藤〇〇
向拝には虎が彫られていました。ここにも杉澤さんの札が。。。
虎の家族のようです。
現場では気が付かなかったのでピンボケですが、後藤〇〇と銘がありました。観音寺のサイトを見ると、「慶応二年二月・・ 彫工 後藤〇〇・・・」とあるそうなので、実際に見ても〇〇の部分は読めなくなっているのでしょう。後藤派の誰かなのかな。
持送りには唐子と鶏。
両方とも籠彫りになっていますね。
内陣欄間には十六羅漢が彫られていました。一番左は虎を連れてる迦理迦尊者 。
それにしても残念系の彩色ですね。
龍といる羅漢様は伐闍羅弗多羅尊者 。
向拝と欄間の彫師は違う人なのだと思います。
横には札所がありました。
向拝には龍の彫り物。
刺青師・龍元
134(2020.06.27)
コメント
onijiiです。
自分はビジュアル系なので、ここのような
インパクトが強いのは好みです。
地獄絵だとばかり思ってました(笑)
ハハ、地獄絵ですか、正にその通りですね。多分、肌の色が原因です。相当顔色が悪い。