令和二年新年寺社巡り。茨城県筑西市の田中稲荷神社に参拝しました。
由緒
創建年不明
寛政元年(1789)正一位の神位を与えられる
安政四年(1857)火災により本殿拝殿消失
文久三年(1863)現在地に遷宮、本殿拝殿再建
御祭神 倉稲魂命(くらいなたまのみこと)
南むき
裏へまわると、がっちりと密閉された覆屋に本殿が収められていました。窓にはガラスが入っています。
窓ガラスはお正月だからというより、普段から綺麗にされているようです。
本殿西面
さすが、完全密閉の覆屋だけあって彫り物の保存状態は良好です。
胴羽目は高砂の尉と嫗。うわぁ、木目がキツ過ぎて表情が判らないよ。
本殿背面
これ以上引くとガラスの映り込みが酷くなってしまうので、全景は撮れませんでした。
胴羽目は浦島太郎。
本殿東面
日陰に入り、写真が暗くなってしまいました。もっとカメラ勉強しなきゃいかんね。
胴羽目は 三条小鍛冶宗近。刀が小さい。脇差か。
脇障子は両側とも 唐獅子牡丹 でした。
一般的にガラス窓は写真撮影には今ひとつですが、ここのガラスは綺麗に磨かれていて、それ程気になりませんでした。また、この保存状態を見れば、保存と鑑賞を両立させるにはガラス窓が最適なのでしょう。
刺青師・龍元
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