阿久津稲荷神社

水引虹梁上 群馬県

令和二年四月吉日、太田市阿久津町の稲荷神社に参拝しました。ここの前に参拝した雷電神社からは徒歩1分です。

稲荷神社鳥居
稲荷神社拝殿

由緒

創建年代不詳
嘉永四年(1851)本殿建造
明治十四年(1881)拝殿再建
御祭神
稲倉魂命(いなくらたまのみこと)
八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)
拝殿彫師 石原知信(高沢改之助)
本殿彫師 小林丑五郎正路 他三名
南向き

拝殿

海老虹梁。

蝦虹梁

向拝木鼻にもシャープな感じの。良いですね。特に手の形が勉強になります。

向拝木鼻

水引虹梁上、これは「狐の嫁入り」でしょうか。

水引虹梁上

裃をつけた男性の後ろの女の人の表情が良いです。

水引虹梁上

御本殿

裏へまわると御本殿がありました。

稲荷神社御本殿

向かって左面。

御本殿右面

「玉巵弾琴 ぎょくしだんきん」

右面胴羽目

脇障子には「盧煌 ろこう」。「黄安」でも良いんですが、亀に乗ってるのを盧煌、亀を見てるのを黄安、と勝手に区別する事にしました。

左側脇障子

三千年に一度だけ亀が首を出すのを黄安は5回見た、という話なので。他に根拠はありません。盧煌と黄安は同一人物と書いてある本もあるそうです。

背面胴羽目。画題は???です。多分、三国志の名場面か何かと思います。

背面胴羽目

背面左側脇障子は「林和靖 りんなせい」。背面右側の脇障子は「盧煌」の裏側になっていて、ただ木と雲と草があるだけ。この「林和靖」の裏側も木と鳥がいるだけの簡単なもの。なんでこんな変則な取り付け方なんだろう?裏表を間違えたか?

背面左側脇障子

右面胴羽目は「三条小鍛冶宗近 さんじょうこかじむねちか」。

右面胴羽目

一つ一つの彫り物はすごく良いんですが、画題の選択が今ひとつ統一感に欠けますね。まあ、そこを目指してはいないのでしょうが。

刺青師・龍元

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