眼光鋭く参拝者を射すくめる [千勝神社] 埼玉県

力神 神社仏閣
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の技術である手彫りの継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和三年五月、埼玉県久喜市の千勝神社に参拝しました。

千勝神社鳥居

由緒不詳
平成十一年(1999)移転竣工
御祭神 天手力雄命あまのたぢからおのみこと

千勝神社拝殿

拝殿向拝の龍。

千勝神社拝殿向拝の龍

御本殿には残念ながら胴羽目はありませんでした。

千勝神社御本殿

御本殿向拝の龍。目が光ってます。

千勝神社御本殿向拝の龍

海老虹梁の龍。目が光ってます。

海老虹梁の龍

新し目の建物の様です。案内板には平成十一年移転竣工となっていました。彫り物もその時の製作でしょうか。それとも流用でしょうか。

海老虹梁の龍

写真では明るく写っていますが、実際は暗がりの中から見下ろす鋭い眼光だけが目立ちます。

力神
力神

脇障子は養老の滝。

養老の瀧

鬼瓦。左右とも見分けがつかないくらいにそっくりなので、量産タイプだと思います。私はもっと手作り感溢れる、粘土粘土した鬼瓦が好きです。

鬼瓦

左側の妻にも力神。

力神

左右ともに吽形です。

力神

脇障子は髷や和風の着物、魚篭から判断して、これは黄安仙人ではなく浦島太郎と思われます。

浦島太郎

海老虹梁の龍。

まだまだこれだけの物を彫れる人がいるのですね。と言っても22年前の建物ですが。

刺青師・龍元

075(2021.06.16)

コメント

  1. onijii より:

    onijiiです。
    力作の力神ですよね!
    虱潰しのローラーで見つけて大喜びしました!!
    ローラーの場合は見つけた時の喜びが大きいです!!!

    自分も個性あふれる古い鬼瓦が好物です。(笑)

    • 喉の渇きを極限まで我慢した後のビールみたいですね。
      それまでは辛いでしょうけど。

      鬼瓦はヘラで削った跡がギザギザしてる感じのヤツが良いです。

  2. 彫刻大好き! より:

    こんにちわ
    これ、本町の千勝神社ですよね?
    この神社は元々は350mほど南東(光明寺薬師堂の近く)にあって、1999年に遷座しました。本殿はその時に移設されたもので、彫師は磯辺杢斎とされています。杢斎の作品は近隣では、加須の不動岡不動尊の手水舎や、久喜市の上栢間にある神明神社の手水舎とかに残されています。
    私は、儀左衛門家・儀兵衛家共に磯辺家の彫る龍が大好きです。
    ちなみに、元の鎮座地近くの光明寺薬師堂も彫刻が綺麗ですよ。

    • 彫刻大好き!さん、こんにちは コメントありがとうございます。

      やっぱり彫り物は流用ですか。
      現代にもこれだけの物を彫る人がいたのか、と半分喜んだので、チョット残念な気もします。

      磯辺杢斎ですか。やっぱり名門だけ有りますね。
      でも、磯辺杢斎って事は相当古い彫り物ですね。

      200年物と20年物の区別が出来ない私の目は節穴です。

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