令和四年二月上旬、埼玉県熊谷市の玉井大神社に参拝しました
彩色された御本殿
鯉が滝に隠れてしまって良く見えません
松に鶴
脇障子は背面から見る構図
亀仙人の盧敖
小さなお目々ですね
李白観瀑
[望廬山瀑布(廬山の瀑布を望む)]
日は香炉を照らし紫煙生ず
遥かに看る瀑布の前川に挂くるを
飛流直下三千尺
疑ふらくは是れ銀河の九天より落つるかと
琴高乗鯉
鯉に乗って現れ
そして去って行きます
彩色された山鵲
こちら側は鯉が見えます
向拝の龍 と 木鼻の獅子
西陽が当たるからなのか 左面は彩色が傷んでしまってますね
刺青師・龍元
044(2022.03.24)
コメント
onijiiです。
寺社彫刻の愛好家が一番欲しい情報は、
彫刻が何処にあるかだと思います。
先輩方のブログは、これまで知られて
いなかった数多くの寺社が紹介されて
いて、とても参考になりますね。
そして、そこに何が彫られているかが
丁寧に解説されいます。
いつもありがとうございます。
これまでの一部研究者やマニアの領域
から敷居が下がって、市民レベルでの
愛好家が確実に増えていると思います。
何が彫られているか分かれば面白くなりますよね。日本文化が下敷きになってますから、日本で暮らしている人なら「どこかで聞いた事がある」とか「昔、絵本で読んだ」「いつも見てた物の背景はこうだったのか」とか、何かの馴染みのある物が多いです。
中には秘密のままが良い、あまり人に知られて欲しくない、と思っている人もいるかも知れませんね。