長野県千曲市の武水別神社を訪ねました。(2019.2.16)南向きの神社です。
由緒
御祭神 武水別大神
相殿 誉田別命(ホンダワケノミコト)息長足比売命(オキナガタラシヒメノミコト) 比咩大神(ヒメオオカミ)
鳥居
大鳥居。奥に駐車場があります。鳥居は道路にかかっていますから、車で来ると礼をする暇はありません。先はカーブになってて結構対向車も来るし。というか、私は反対側から来たので、一番最後に歩いて潜りましたね、車道を。危ないので真似しないでください。
拝殿
拝殿。安政三年(1856)完成。
扉上には牡丹。木鼻は 獅子 です。
横から見るとずいぶんとデコッパチです。ここの拝殿は大きいので下から見上げる形になるからでしょうね。
本殿
本殿。嘉永三年(1850) 完成。写真ではそれ程には見えませんがかなり大きいです。
扉上の梁には 龍 と菊の彫り物。トゲトゲの針千本はハト除けかな。
木鼻の 獏 が笑っているように見えてユーモラスです。ここも針千本。
亀仙人の黄安。三尺もあるこの大きな亀は三千年に一回頭を出すと言われ、黄安はそれを五回見たと言われています。実に一万五千歳!まさに亀仙人ですね。ここも針千本。
東側脇障子の鳳凰。やっぱり鳳凰には桐なんですね。刺青では普通桜とか紅葉なんですが。裏側は彫刻無し。
上の方では力神が。ここにはトゲトゲはありません。
この日は本当に寒くて水瓶には分厚い氷が張っていました。
本殿西面。脇障子は建物に隠れて見えませんでした。
力神と目が合っちゃいました。ここには針千本。鳥の糞の様な汚れが見えます。
奉納された絵画。神功皇后 と赤ん坊の応神天皇を抱く 武内宿禰。
神功皇后 は息長足比売命として、応神天皇は誉田別命としてここに合祀されているのでわかるのですが、なぜ 木曽義仲 が?と思って調べたら、木曽義仲 がこの神社にお参りした事があり、上杉謙信の勧請文なども残っている古くから由緒ある神社みたいです。長野には多いみたいですね。
刺青師・龍元
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