群馬県富岡市妙義町の菅原神社を訪ねました。
参道
群馬県のウェブサイトによると参道入り口に車一台駐車可となっていたので、ここの横に車を駐車。別に枠線が引かれている訳でもなく、3〜4台停められるんじゃないの?って感じでした。そもそもここら辺は駐車禁止でもないし、どこでも停め放題っぽい。
しばらく参道を進むと石段が。
石段を登りきった所に鳥居が見えます。
鳥居をくぐるを手水舎があり、その奥にはさらに石段。
途中、「スズメバチに注意」という看板に怯えながらさらに登ると、ようやく八脚門が見えてきました。
参道入り口からゆっくり登って約5分。ここの前は妙義神社に行ったのですが、今日はよく登るな〜。普段、運動不足なので結構効きます。
社殿
門をくぐると立派な社殿が東向きに鎮座しています。
拝殿千鳥破風の妻飾りには鬼面が前方に睨みを利かせています。
拝殿の奥には本殿がありました。
由緒
創建 天暦四年(950)
御祭神 菅原道眞
富岡市指定重要文化財
本殿
案内板によると寛政八年(1796) 落雷のため本殿消失、錦旗に文政五年(1822) の墨書銘がある事からその頃の再建と思われ、神像は菅原道眞が25歳の時に自らが彫ったとされている、との事。
脇障子には 龍 が彫られていました。
胴羽目にはここの前に行った 妙義神社 の胴羽目と同じ様な、波に団扇とか扇子とか軍配とかの彫刻。案内板には妙義神社の影響を受けている、とありますが、影響どころか同じ題材ではないですか。
背面胴羽目は波に鶴。
蟇股などには 応龍 や鶴の彫刻。
獅子 の顔が凛々しいです。
案内板にある「千鳥破風鬼板には鬼面彫刻が〜」とは、拝殿の鬼面の事だと私は勝手に思い込んでいたのですが、文脈的に本殿の説明の部分なので、家で写真をよく見てみたら、本殿の屋根にも鬼面がありました。こちらの鬼面が延享四年(1747)、本殿消失以前に彫られた物。二つの鬼面が参拝者を見つめている訳ですね。
この時に気付いてりゃ、もっと良い写真が撮れたんだよな〜。案内板はもっと良く読まなきゃいかんな。
刺青師・龍元
コメント