二代石原常八 [高鳥天満宮] 群馬県

子英 盧煌 蕭子 神社仏閣
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和二年四月吉日、群馬県板倉町の高鳥天満宮に参拝しました。こちらには三年前に来ましたが上手く写真が撮れなかったので再訪しました。

高鳥天満宮鳥居

由緒

文暦元年(1234)創建
嘉永元年(1848)社殿再建
御祭神 菅原道眞公すがわらみちざねこう
彫師 二代石原常八 渡辺喜平次源宗信
南向き

拝殿

んん?何か違う。

高鳥天満宮鳥居

兎の毛通しには左から子英しえい仙人・盧敖ろごう仙人・簫史 梅福ばいふく仙人。

子英 盧煌 蕭子

どうやら、最近彩色をやり直した様です。これは三年前。

子英 盧煌 蕭子

水引虹梁上には龍。唐破風下には猩々。

龍 猩々

海老虹梁の龍も綺麗になってました。

三年前。額とか絵馬とか仕舞っちゃたんですかね。

海老虹梁 龍
海老虹梁

手挟みの鷹と猿。やっぱりこれは猿を狙ってんですよね。

鷹と猿

左右の妻には力神がいました。こちらは向かって右側。高い位置にあるので、雨でどうしてもピントが合いませんでした。

力神

左側の妻。

力神

御本殿には彫り物はありませんでした。

彩色については意見が分かれるところだと思いますが、私としては白木が好きです。彩色は10年経った位が一番良い時期で後は汚くなってしまいますね。

御本殿裏の境内社にも胴羽目彫刻があったので次のポストで紹介しますね。

刺青師・龍元

100(2020.05.13)

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