令和元年長月吉日、千葉県白井市の鳥見神社に参拝しました。
八幡大神宮に行く時に、少し離れた所に車を停めて歩いていたら、この看板を見かけました。
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あれ?八幡様じゃなかったっけかな?と思いましたが、この日は他の鳥見神社にも行ったので、混同してそのまま参拝。
由緒
創建 不詳
天保五年(1834)本殿建立
祭神
饒速日命(にぎはやひのみこと)
白井市指定有形文化財(建造物)
拝殿
拝殿はかなり荒廃しています。鈴も無ければ、社号額も朽ちてしまっていて、案内板が無ければ素通りしていたかも。鳥居の縄も切れかけていたしなぁ。
本殿
裏へ回ってみると立派な本殿がありました。鈴も賽銭箱もあったのでこちらで礼拝。
向拝
定番の水引虹梁上、扉脇板に 龍、木鼻には 獅子 と 獏 の彫り物。
木階下の羽目板には応龍。こんな細いところにまで。。。なかなか芸が細かいです。
北面
胴羽目。
組物の間に犀、その下には波に兎。
脇障子。案内板には鷲って書いてあったんですけど、私は鷹と呼ぶ事にしています。
背面
南面
案内板には「側面には雉や鳳凰が…」なんて書いてありましたが、コレはどう見ても雉ではなく孔雀だと思います。まさか背面組物下の羽目板の「何かの鳥」が雉だった?
これは北側の木階下の羽目板なんですけど、たい焼きみたいですね。
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他の彫り物は物凄く上手いのに、これは手が違うのかなぁ。。。でも、波の形は他と同じだし。弟子に彫らせたのかなぁ、なんて思っちゃいますが、格好の良い鯉ってのは何処に行っても割と少ない様に感じますね。鯉って案外難しいのかも。
刺青師・龍元
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