令和二年六月吉日、埼玉県八潮市の八條八幡神社に参拝しました。
御由緒
宝徳元年(1449)勧請
明治二十四年(1891)本殿再建
御祭神
誉田訳命
大己貴命
須佐之男命
御本殿
向拝
蝦虹梁はあっさりとしていて向拝柱に龍。埼玉県東部から千葉西部にはこのタイプが多い気がします。
水引虹梁上には一弦琴を奏でる玉巵。
目玉は最近塗られたのでしょうか。金色に輝いています。
右面
側面が4分割された、ここら辺に多いタイプですね。
案内板によると、大日本帝国憲法発布式。画題が明治の物というのは珍しいですね。
髭を蓄えていて立派です。
脇障子は神功皇后。
背面には胴羽目はありませんでした。
左面
こちらは案内板によると帝国議会の様子。こちらにも立派な髭の方々が。。。
私は若い頃からずっと髭を生やしていますが、最近の人はあまり生やしたがらない様ですね。
脇障子は応神天皇を抱く武内宿禰。
御本殿はこんな感じの覆屋に護られています。
念のため、遠くから妻飾りを撮ると二重虹梁間にも明治の様子が彫られていました。
こんなもの見つけたら、もっとちゃんとした写真を何枚も撮ってる筈なんですが、これ一枚だけでした。
現場でここに彫り物があるのを確認した事は覚えているんですが。この日、ここは七社目でちょっと集中力が途切れていたのかな。
刺青師・龍元
123(2020.06.14)
コメント
こちらの題目は非常に珍なので行きたい所の優先順位は高かったので伺いましたが、
参拝し、さて写真をとらせて頂こうと、カメラの準備をしていたところ
神職さんが来て、撮影禁止です!!と言ってきたので仕方なく、帰ってきました。
普段神社巡りでは地図帳を使っているのですが、
地図帳からから削除させて頂きました。
諸先輩方のブログなどでは、神職さんが丁寧で親切だなんて書いてあって、写真も載せてたりしますが。。。虫の居所が悪かったんですかねぇ。