根本山神社本社

根本山神社本社

存在は知っていたのですが、大変そうだし、いつか他に行くところが無くなったら行こうと思っていた神社です。

しかし先月、宮彫り巡りの師から、社殿が荒廃している事・かなり険しい山奥にある事、を聞き、社殿が崩壊する前・体力が衰える前、に行く事を決意しました。

登り始め 7:25

師から話を聞いて私一人では無理だと思い、登山経験のある友人二人にお願いして一緒に行って貰う事にしました。一人だったら上の写真の倒木を見た瞬間に諦めて帰っていたでしょう。

10:35

本社は沢コースから頂上へ向かう途中にあるのですが、私たちは尾根伝いに一度頂上近くまで登って沢コースへ逆に降りる道順だったので、先に奥社に参拝。

根本山神社奥社

鎖場です。ベテラン登山者に言わせると、この鎖は箔をつけるためだけにあるという事ですが、これが無ければ私には到底降りられません。しかも雨上がりだったので岩が滑ります。

鎖場

なんとかたどり着きました。朝の7:15に出発、今9:33です。

鐘楼

崖っぷちに建っているというより、巨大な岩の上に乗せてあるという感じ。向かって右側・向こう側・左側の三方が崖ですが、私の感覚で言えばこちら側も崖。

根本山神社本社覆屋

御由緒

天正元年(1573)開山
天保二年(1831)現社殿建立
天保十一年(1840)奥社建立
御祭神
大山祇命(おおやまつみのみこと)
大山咋命(おおやまくいのみこと)

御本殿

金色に輝く御本殿がありました。眩い金箔が貼ってあります。

根本山神社本社

向拝

根本山神社本社向拝

持送りには大天狗と烏天狗。あろう事か大天狗の方は凄いピンボケとアサッテの方向が写ってました。

烏天狗

一枚撮る毎に5秒間の確認画面が出る様にカメラを設定しているのですが、この時はその5秒が間怠っこしいったらありません。でも今更設定を変更しようにも、舞い上がっているし怖いしで、そんな余裕はありませんでした。

右面

唐破風懸魚には雷神。多分反対側には風神がいたのでしょうが、確認できませんでした。

雷神

右面胴羽目は男性と女性。波と魚籠の様な物があり、男性の手つきと二人の視線から言って、魚が釣れた場面ではないかと思います。魚釣りと言えば神功皇后ですが、これは男性が釣っている様な。。。

右面胴羽目

あと、服装が神功皇后にしてはラフに見えますね。ひょっとしたら、これは猿田彦と天宇受売?それとも他の物語でしょうか。彫り物の下地の金箔が眩しいです。

右面胴羽目

背面

背面は天岩戸。如意棒と腕を最大限伸ばし、息を止め、シャッターを押す。何十枚も撮りましたが、どれも上手くいきませんでした。あまり夢中になると転落してしまうと思ったので諦めました。

天岩戸
天照大神

御本殿の左面は諦めていましたが、友人の一人が猿の様にヒョイヒョイと社殿の下の岩場を伝って反対側に回って撮ってくれました。

素戔嗚尊の大蛇退治

殆どとっかかりのない所で友人はカメラを構えるのが精一杯。シャッターは私が遠隔操作しました。

須佐之男命の大蛇退治

覆屋の格子が狭くレンズが入らなかったので何枚かに分けて撮影。なんて書くとすごく段取り良く聞こえますが、カメラの操作方法を説明する暇もなかったので、友人が構えた構図でこちらは片っ端からシャッターを切りました。ここでも例の5秒が間怠っこしいったら無かったです。

須佐之男命

これが平地の神社だったらじっくりと一時間くらい掛けて撮影したんですが。。。

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帰りはあの鎖を何十メートルも登るのかと思うとクラクラしましたが、下りよりは楽でした。

体力とガッツがあれば、技術的にはそれ程難しくはないですが、登山初心者は一人で行かない方が良いです。初心者の私が先頭を歩かせて貰いましたが、何度も道を間違えそうになり、後ろから注意して貰いました。

一人だったら遭難していました。

刺青師・龍元

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