令和五年八月上旬 栃木県足利市の白山神社に参拝しました。
創建年代不詳
御祭神 伊耶那美命
前面の羽目板が外れてしまっています。
横殴りの雨が降ったら 中の畳がダメになってしまいます。はやく誰か気付いてくれ!
榊のよれ具合からみて もうそろそろ誰か来る頃でしょうか?
左側脇障子は梅と竹。
右側脇障子は梅と松。
裏へ廻ります。
たてよこの格子と細目亀甲金網のおかげで 良い構図を狙うのは案外苦労します。
胴羽目は竹林の虎。
彩色はすっかり剥落して わずかに胡粉が残るのみです。
背面に胴羽目彫刻はありません。
左面は西陽を避けるためか 御本殿の真横の壁に板が固定されているので やや斜め後ろからのみの鑑賞になります。
こちらも胴羽目は竹林の虎。
日除けの板の甲斐あってか こちらは彩色が割と綺麗に残っています。
毛まで描き込まれています。
ここの所 彩色の彫り物をよく目にします。古くて程よく寂れた彩色彫刻もなかなか良いもんだなぁ と思います。
刺青師・龍元
086(2023.08.28)
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