令和五年四月下旬 山梨県北杜市の熱那神社に参拝しました。
神門があります。
左大神。パッチリお目々に強調された下くちびるは サンダーバードを彷彿とさせます。
右大神。左右で阿吽になっています。今まで気にせずにやり過ごして来ましたが 過去の随神さまも阿吽になっている物がほとんどでした。
創建年不詳
文政二年(1819)本殿上棟
御祭神 誉田別命 足仲彦命 気長足姫命
御祭神からすると 八幡系の神社の様です。
神楽殿に続く回廊をくぐって裏へ廻ります。
立派な御本殿が鎮座しています。
囚われの身となってしまった象鼻。
胴羽目の他 腰羽目などにも浅めに波や菊水の彫り物が施されていました。
胴羽目は龍です。
なかなか精悍な顔つきの龍です。
懸魚には兎の彫り物。
ググると ここは兎の彫り物で有名の様です。
背面に廻ります。
こちらも縁下には浅めの彫りで波などが彫られています。
胴羽目は三枚あり 左は蛤。中央は亀。
牙のある凶悪な面構えです。
右の胴羽目は帆立です。帆立とか蛤は 脇役では稀に見掛けますが 胴羽目の主役でというのはかなり珍だと思います。
右面です。
胴羽目は竹林の虎。
人間みたいな鼻をしています。
懸魚の兎。
兎紋に似ていますが 紋章というにはあまりに立体的です。
ちなみに兎紋というのはこんな感じ。藤原支流の三橋氏が使用しているそうです。
何かゆかりがあるのかな〜と想像します。
刺青師・龍元
061(2023.05.29)
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