亀

閑静な住宅地の道路脇に鎮座しています。劣化が進んでいますが、綺麗に手入れがされていました。

小さいお堂に見応え抜群、十六羅漢の見事な彫り物がありました。

胴羽目は定番の日本神話、脇障子には珍しい事にブーツを履いた明治の軍人が彫られていました。

弟子の彫鈴と武者絵彫刻を求めて回った今回の千葉遠征もここで終わり。胴羽目には見事な人物彫刻がありました。

今回の千葉遠征は弟子の彫鈴が一緒なので、私の知ってる侍の彫刻がある神社メインに回ってます。刺青の勉強のためもありますが、弟子に対して私がカッコつけたいっていうのも大きいです。

胴羽目三面には日本の神話や昔話から、脇障子には神仙から題材が取られていました。

胴羽目には星野理三郎政一の手による[源頼光 大江山の鬼退治]に取材した彫り物がありました。

通りから脇道に入って、山道の様な参道を150メートル程行ったところに鎮座しています。

車を停めて八幡大神宮に歩いて向かう途中に偶然発見した神社です。

胴羽目や脇障子には日本古来の伝説に取材した見事な彫り物があります。