長野県佐久市蓬田(よもぎだ)にある佐久八幡神社に参拝して来ました。
由緒
御祭神
応神天皇
神功皇后
玉依姫命(たまよりひめのみこと)
はっきりしない様ですが、案内板によれば創建は貞観元年(859)。吾妻鏡(鎌倉時代の歴史書)にも記載があるそうです。
随神門
随神門をくぐると更に小さい門があり、頭上で力神が屋根を支えています。
拝殿
天明四年(1784)建立。参道は南向きですが、拝殿は西向きです。
本殿
天明三年(1783)建立。彫師 高松亦八郎
本殿北側胴羽目。右側は鶏で、左側は尾長鶏ですかね。腰羽目は写真では切れてしまってますが、右が 獏 で、左が 応龍 ですね。刺青では 獏 と 龍 の組み合わせは有り得ないんですが、神社彫刻って割と自由ですよね。
本殿の裏へ回ると羽目板が三枚ずつ。右端の胴羽目は牡丹と孔雀かな?
〜’19.5.29追記 これはどうやら金鶏といって雉の仲間らしいです。頭に大きな冠羽があり、剣の形をした数本から10数本の尾が放射状に広がっているのが特徴。中国では羽を王の冠服の飾りにした。飼育すると火災を払う事が出来るとされていたそうです 追記終わり
腰羽目は竹林七賢人の内の2人。誰だかは知りません。
中央胴羽目は桐に鳳凰ですね。腰羽目は七賢人の内の3人。
左端。胴羽目は松に孔雀。こちらの方は孔雀らしいですね。腰羽目は七賢人の内の2人。ムムム、3人いるよ。一人は子供だけども。2+3+3で8人になってしまうので、子供は勘定しないのでしょうね、多分。改めてよく見ると右端の羽目板にも子供がいました。なので、3+3+3で9人て事です。
実は七賢人の話は良く知らないので、これがただのデザイン上バランスをとっただけなのか、こういう話になっているのか。。。ウーン、勉強しておきます。以前も 神奈川県藤沢の龍口寺 の羅漢様の彫刻に人物が20人いて、19羅漢なのか、もしかしたら16羅漢かも。。。なんて事がありました。
本殿南側の羽目板も鶏でしたが。。。不覚にもえらいピンボケ。また機会があれば撮って来ます。
刺青師・龍元
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