義経白龍昇天と弁慶 [衣川の戦い 背中額彫り] 始まりました

義経白龍昇天 手彫り刺青作品
プロフィール

彫師歴三十余年。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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義経白龍昇天と弁慶 衣川の戦い 背中額彫りが始まりました。

義経白龍昇天と弁慶 すじ彫り

義経と弁慶については数々の伝説がありますね。

義経白龍昇天と弁慶 すじ彫り

中でも有名なのが「弁慶の立ち往生」です。

弁慶の立ち往生は「義経を守るために堂の入口で薙刀を振るって雨の様な敵の矢を全身に受け、立ったまま絶命した」という話ですが、今回の刺青は、弁慶が絶命する一瞬手前の、こんな話です。

弁慶が圧倒的な敵勢に抗って門を守り抜く中、その主君である源義経は、名誉ある死を選んだ。

稲妻が走ると、衣川から一匹の白龍が天へと舞い上がった

――それは義経の魂が天へと昇っていく姿であった。

その直後、弁慶は数え切れないほどの矢に貫かれたが、立ち尽くしたまま絶命、その揺るぎない忠誠心は伝説として不朽のものとなる。

弁慶の立ち往生は有名ですが、義経の白龍伝説は知らない人も多い様ですね。もともとは、衣川の合戦があったとされる現在の岩手県西磐井郡平泉町近辺に伝わる話だったそうですが、江戸期には浮世絵になったり、地車の彫刻になったりと、割りと広く知られた話だった様です。

と、さも昔から知っていたかの様に書きましたが、この画題を持って来てくれたのはお客さんです。皆さん勉強してますね。頭が下がります m(_ _)m

まず、背中に大雑把に当たりを付けて行きます。

下書き

当たりに沿って下書き。顔の部分は納得が行くまで何回か書き直します。

下書き

実際に墨を刺して行きます。この日はここまで。下半身と龍の鱗や弁慶の鎧などはまた後日。

義経白龍昇天と弁慶 背中額すじ彫り

刺青は長い長い道のりなのです。

仕上がりが楽しみです。

刺青師・龍元

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