令和五年四月中旬 長野県川上村の金峰山神社に参拝しました。
金峰山の麓に点在する金峰山神社の一つです。
詳細についてはわかりませんでした。
立派な御本殿が鎮座しています。
向拝には木鼻の他に特に大きな彫り物はありません。
右側脇障子。菊でしょうか?
右面です。
胴羽目上の蟇股は唐獅子牡丹です。
胴羽目は松に鶴。
あまり上手くない彫り物です。ってか下手くそ? でも何か惹かれるモノがあります。
背面です。
胴羽目は龍虎です。虎は笑ってます。
左面です。
何処かで見た事がある様な虎。猫みたいな仕草をしています。
胴羽目は松に鷹。左上の四角いスペースには何も彫られていませんでした。
脇障子の上には兎紋っぽい飾りがありました。偶然なのか地域的なものなのか この後に参拝した北杜市の熱那神社にも兎紋っぽい彫り物がありました。
真っ赤に塗られていてよく目立つ鬼面が御本殿大棟の前後についています。
角が細くとんがっています。
への字に結んだ口からは小さな牙が覗いています。
背面の鬼面。
こちらも口をへの字に結んだ吽形です。
この神社は民家の裏庭にある感じです。
私は たまたま出て来たこの家の人に許可を貰って裏庭に車を停めさせて貰いましたが やはり人の家の庭に駐車というのは気が引けるモノです。
県道の両脇は案外民家が密集しているし 道幅も狭いので路駐は厳しいと思います。地図を見ると県道を徒歩で4〜5分戻った所に公民館があるので そちらに停められるかも知れません。
刺青師・龍元
060(2023.05.26)
コメント
onijiiです。
無事帰国されたようですね。
お疲れさまでした。
ヘタウマ系は大好物です。
鬼面はトップクラスですね。(笑)
素朴な彫物でも、氏子さんたちの強い
信仰心が感じられますね。
onijiiさん お早う御座います。
駆け足で行って来たので、電車の待ち時間に少し教会を観ただけで帰って来ました。まだ時差ぼけです。
南信は北信とはまた違った素朴さがありますね。首の外れた鶴と笑う虎にシビレました。