令和四年六月中旬 群馬県高崎市の八坂神社に参拝しました
御祭神 須佐之男命
御本殿は鉄骨作りの屋根が掛かり 鉄柵と網で守られていました
彫り物で埋め尽くされた 御本殿
芭蕉扇を持った老人と鳳凰です
鳳凰仙人には梅福仙人と蕭史仙人がいますが
通常 梅福仙人は鳳凰に乗り 蕭史仙人は 簫(尺八の様な縦笛)または笙(雅楽で使う管楽器)という楽器で鳳凰を呼び寄せる構図で描かれます
ふむむ… これは鳳凰を呼んでいる感じの構図なので 蕭史仙人という事にしておきます
ご存知の方 教えてください
腰羽目には鯉です
脇障子は柄杓を持った猩々
背面です
胴羽目は 旱魃の時 鉄鉢から龍を出して雨を降らせたという 陳楠仙人
呼ばれて 飛び出て ジャジャジャジャーン!
仙人は爪のお手入れをしない様です
腰羽目の鯉
縁下持ち送りの亀
右面です
胴羽目は 麒麟と女性
孔子が産まれる時 孔子の母の元に麒麟が現れて玉書を吐き出した という伝説を表した麟吐玉書とも思えますが。。。
孔子のお母さんというよりは 仙人っぽいので 西王母の次に偉い女仙の上元夫人かな?とも思います
でも 古い絵画では上元夫人は麒麟に跨っていますし 孔子は神様みたいな人なので そのお母さんが仙人ぽくても良いのでは?とも思います
ご存知の方 教えてください
頭にソフトクリームを乗せた麒麟
脇障子は蹴伸びをする 猩々
明るくて鑑賞しやすく 見事な彫り物が堪能できます
文句無しに 素晴らしい神社でした
刺青師・龍元
092(2022.07.21)
コメント
onijiiです。
見事ですねえ。素晴らしいですねえ。
最初の彫刻から見入ってしまいました。
行きたい寺社リストに追加です。(笑)
ここは公園みたいな広い境内ですから、車も楽々停められます。明るくて見やすいので、参拝スケジュールを朝早くや夕方に組んでも問題ないですね。時間を掛けてじっくりと鑑賞できますよ。
何より、鑑賞してても怪しくみられないのが良いですね!誰が見ても彫刻鑑賞をしてるのが分かりますからね。