令和四年五月中旬、千葉県市原市の法然山釈蔵院傳燈寺大師堂に参詣しました
山門をくぐると 梁の上から見事な龍が出迎えてくれます
まず御本堂にお参り
神亀元年(724)創建
大同元年(806)弘法大師空海が開基
天保年間(1830-44)現大師堂造立
近年火災によって堂宇一切を焼失しその後再建 ただし大師堂のみ焼失をまぬがれ現存
山門から階段を登って来ると 本堂に向かって左手にお目当ての大師堂があります
兎ノ毛通しは鳳凰です
唐破風下には龍
木鼻の獅子も素晴らしいです
左面胴羽目は松に鷹
背面胴羽目は寒山拾得
割と写実的な表現なだけに熟れてないというか、ぎこちない感じがします 人物は難しいですね
右面胴羽目も松に鷹
鷹は文句なしに素晴らしいです
どれもほぼ丸彫りと言っても良い位に深彫りの素晴らしい彫り物でしたが 200年近く風雪に晒されて だいぶ傷んで来ている様でした
刺青師・龍元
069(2022.05.22)
コメント
onijiiです。
鷹がカッコいいですね。
周辺の地域に未確認の寺社が何ヶ所か
あるので、行こうと思います。
房総には良い彫り物のある寺社が沢山ありますが密度が薄いのが難ですね。
人口密度も薄いのか、四年前に南房総を廻った時には食事処が見つからなくて困りました。今は時間節約のためコンビニの菓子パンを車で走りながら食べるので問題ありませんが(笑)