令和二年十一月、千葉県栄町の琴平神社に参拝しました。
御本殿正面。
水引虹梁上の龍。ちょっとピンボケになってしまいました。
↓近隣の 大鷲神社 御本殿の海老虹梁。体のくねらせ方がほぼ同じで、ヒゲやトゲなどもそっくりです。
覆屋というより透塀ごとすっぽり屋根を被せた感じ。
まだ夕方4時過ぎですが、この季節はもう日暮れ間近、大分暗いです。写真では明るく見えますが、覆屋の中は真っ暗。
木階下には粟穂に鶉。
胴羽目は四人の老人。笛を吹いている人がいます。
縁下組物間には唐獅子。
背面。
迫力の龍です。
右面。
こちらの胴羽目には踊ったり楽器を演奏したりしている老人が三人と子供が一人。左右の胴羽目合わせて七人の老人なので、二枚で竹林の七賢人という趣向でしょう。七賢人といえば鹿爪らしい顔をしている事が多いですが、こういうのも良いもんです。
こちら側の木階下羽目板にも粟穂がありましたが、鳥は鶉ではないっぽいですね。
向拝の龍は大鷲神社の海老虹梁の龍とそっくりだし、胴羽目の人物の顔も両社で似てる様な気がするので、きっと同じ彫師なんじゃないか、と思います。
刺青師・龍元
277(2020.12.04)
コメント
onijiiです。
数千ヶ所も回っているせいか?
記憶に残っていないです・・・。
丸顔の七賢人なんですね。(笑)
早速「雙林寺」と「大鷲神社」に行ってきました。
蝙蝠は小さいけれど、丁寧に彫られていました。
初のリスト入りです。ありがとうございます。
金精様は自分の背丈よりも高く巨大でした!
普通サイズも無数にあり、タマげました!!
ブログのイメージを損なう話題で済みません!!!(笑)
数千社回ればそうでしょうね。私も人のブログ見て新情報だと思って調べたらもうブログに書いていた、なんて事がたまにあります。一枚一枚写真を撮って読み解きをしてるのに。
とんでもないです。こちらこそ いつもありがとうございます m(_ _)m
大丈夫です。コメントを付けてもらえて毎日楽しいです。イメージなんてどうでも良いです ( ̄^ ̄)ゞ