令和二年十一月、千葉県栄町の大鷲神社に参拝しました。
![大鷲神社鳥居](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/IMG_3789-1.jpg)
![大鷲神社拝殿](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/IMG_5959-1.jpg)
御由緒
創建年代不詳
天保二年(1831)本殿造営
御祭神 天乃日鷲命
![大鷲神社](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/IMG_5957-1.jpg)
海老虹梁に龍の丸彫りがあるのは『千葉県では駒形神社とここだけ』と案内板にありました。確かに千葉県の神社は、向拝柱に龍があっても海老虹梁はあっさりしている所が多い印象です。
![海老虹梁の龍](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/IMG_5103-1.jpg)
右面
![大鷲神社御本殿右面](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/IMG_5956-1.jpg)
胴羽目は文人、士大夫の嗜み、琴棋書画の棋。縁取りがついています。同じ日に参拝した兵主八幡両神社もこんな感じでした。洒落てて良いとは思いますが、その分構図が小さくなってしまうのが難です。
![琴棋書画 棋](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/IMG_5098-1-800x600.jpg)
脇障子は西王母。生命を司ります。
![西王母](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/IMG_5100-1.jpg)
背面
左右背面ともに縁下斗栱間には亀があり、その下は波でした。
![大鷲神社御本殿背面](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/IMG_5955-1.jpg)
胴羽目は司馬温公甕割り。水の入った高価な甕に友人が落っこちてしまったが、司馬温公は躊躇せず甕を叩き割ったという話。
![司馬温公亀割り](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/IMG_5093-1-800x599.jpg)
右面
![大鷲神社御本殿左面](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/IMG_5954-1.jpg)
こちらの胴羽目は琴棋書画の琴。
![琴棋書画 琴](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/IMG_5083-1-800x600.jpg)
脇障子は菊慈童、または枕慈童。帝の枕をまたいで流刑に処せられた慈童は菊の露を飲んで仙人になりました。
![菊慈童](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2020/11/IMG_5084-1.jpg)
刺青師・龍元
276(2020.12.03)
コメント
onijiiです。
穏やかな顔立ちの彫物ですね。
日本一の金精様は見てきましたか?
自分は見逃したので今度行ってきます。(笑)
これまで行きそびれていた成田山新勝寺に
行ってきました。
力神、邪鬼、鏝絵、鬼面、鬼神などの好物が
多数ありました。出世稲荷神社に獅噛もあり、
大喜びしました。
五百羅漢や二十四孝など彫物が多いです。
モチベーションが少し上がりました。(笑)
金精さまは見ましたよ。日本一ですか?確かに大きかったですね。
成田山へは駆け出しの頃行きました。広いし見所がたくさんあるので、アップアップしてしまって途中でギブパップしました。後で写真を見ても、どこの何を撮ったのか良く分からない物ばかりです。今なら順序だてて要点を押さえた見学・撮影が出来ると思うので、そのうち行ってみようと思います。