令和二年四月吉日、埼玉県深谷市の横瀬神社に参拝しました。
御由緒
建長年間(1249~56)創建
安永七年(1778)現本殿建立
明治三十二年(1899)拝殿再建
彫師 前原藤次郎とその一門
東向き
手水舎彫師 小林義雄政信
拝殿
拝殿向拝。水引虹梁上には定番の龍、唐破風下には猩々の彫り物です。
御本殿
右面胴羽目は、梅と鶴をこよなく愛する「林和靖」。
背面胴羽目には、さすらいの詩人「李白観瀑」。
左面胴羽目。これは亀仙人の「黄安」でしょうか。
本殿側面の唐破風下には右左両面とも「猩々」。誰かが酒好きだったのかなぁ。
手水舎
手水舎の蟇股には「竹林の虎」があって、
裏には銘が彫られていました。
入り口には彫師の系統図が掲げられていて、本殿彫師と手水舎彫師の系統も記されていますね。こういうの本当に助かります。
刺青師・龍元
080(2020.04.26)
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