令和二年二月吉日、武者絵彫刻巡りツアーが終わっても日暮れまで少し間があったので、千葉県白井市の鷲神社に参拝しました。
案内板によると鳥居は宝暦九年(1759)製、市内で二番目に古いそうです。
社殿も貫禄があります。
御由緒
延宝五年(1677)創建
天保三年(1842)現社殿竣工
御祭神 天日鷲命(あめのひわしのみこと)
東向き
まず左面。ここは側面を護るような形で庇がついています。
胴羽目は二十四孝の楊香。
脇障子は鷹です。
背面の庇は胴羽目のすぐ前に有ります。
全体を撮ろうとすると、どうしたって明るい方は白飛びするし暗い方は暗い。こりゃもうフォトショの出番ですが、面倒なのでそのままで失礼します。
高砂の尉。稲中卓球部にいただろって感じですね。
嫗。シワシワです。
右面です。
脇障子は松に鷹。
胴羽目は玉卮弾琴。なんで物を立て掛けちゃうんだろなぁ。
左側妻飾りには猩々がありました。
階段の下には唐獅子です。
鯉の滝登り。
各面とも組物間には亀、腰羽目には唐子遊びです。
獅子の滝行。
木階下には唐獅子、その下は菊水です。
右面の妻飾りには猩猩とスズメバチの巣です。
腰組間の琵琶板には名前が刻まれていましたが、何人もの名前だったので、これは寄進者の名前ですかね。
それらの中に、切れない刃物で彫った明らかに素人彫りと思われるものがありました。「根本死ね」と彫ってあるのでしょうか。何にせよ、とんでもない奴がいるもんです。大方、頭の膿んだ中坊か何かでしょうが。。。罰あたりめ!
〜追記 20.03.15 後で見返すとやっぱりそんな事はないかも知れないと思えて来たので、撤回致します。あんまり強い言葉は良くないよね 〜
刺青師・龍元
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