令和五年八月上旬 栃木県足利市の浄因寺境内社 熊野心月堂に参拝しました。
山頂近くの駐車場までは 細い道を車で行きます。
駐車場から案内板の現在地までは 私の感覚的には5-6階くらいの高さ。案内板を見ると 先が長そうでクラクラしましたが 実際には案内板から御本堂までは同じくらいの距離でした。
途中 山門を二つくぐります。
途中 体長30cmくらいのウリ坊二匹に遭遇したので 近くに親がいるのでは? と警戒しましたが 無事に御本堂へ到着。
お目当てはこの御本堂の脇の石段をさらに登った所にあります。
やっと到着しました。
窓は正面のみ 中は非常に暗いです。
木階の右側。
三千年に一回出すという亀の頭を 五回見たと言い張る 亀仙人・黄安です。
三千年に一回しか出さない頭を目撃している私たちも超ラッキーなのかも知れません。
でも もしかしたら三千年に一回ですが 2,999年の間 頭を出しっ放しなのかも知れません。
熊野三神を祀っているのだと思いますが 三間社で扉が三つ。それぞれの扉には鷹と 脇板に昇り下りの龍と鯉の滝登りの彫り物がありました。
中央扉脇板の昇り下りの龍。
ハーケンクロイツを連想させるとして 欧米人に嫌がられる紗綾形の地紋彫りが美しいです。
浜床蹴込板には唐獅子。
ちょうどこんな感じで ウリ坊が横から出てきて 参道沿いを走って行きました。
木階の左側です。
画題は梅妻鶴子の林和靖。
梅と鶴をこよなく愛します。
山歩きをする友人によると 熊はもちろん怖いが 猪も突進してくると本当にヤバいらしいです。熊に猪、スズメ蜂や蛇など、山は危険がいっぱいですね。
山では 小枝や木の実が頻繁に落ちて来て そこココで ガサっ と音がするので その度に飛び上がってしまいます。
刺青師・龍元
088(2023.09.05)
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