七福神の琴棋書画 [天王宮八雲神社] 東京都

八雲神社 神社仏閣
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の技術である手彫りの継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和二年十月吉日、東京都府中市の八雲神社に参拝しました。

八雲神社鳥居
八雲神社拝殿

御由緒

創建年代不詳
文久三年(1867)現本殿完成
平成十九年(2007)修復
御祭神 牛頭天王 素戔嗚尊


拝殿向拝には獅子の彫り物。

八雲神社拝殿水引虹梁上 唐獅子

覆屋の中には立派な御本殿がありました。

八雲神社御本殿

御本殿向拝には「波に兎」の彫り物がありました。

八雲神社御本殿向拝

左面。

八雲神社御本殿

胴羽目は布袋尊と福禄寿の琴棋書画の画。

布袋尊と福禄寿

唐子が手にする掛け軸には山水画が彫ってあります。

八雲神社御本殿胴羽目

左側脇障子は西王母。従者が持つ桃・蟠桃は人間の命であり、元々、西王母とは生命を支配する鬼神・死神の類だとする解釈もある様です。怖いです。

西王母

御本殿背面。脇障子は斜めについています。

八雲神社御本殿

胴羽目には毘沙門天と寿老人、弁財天がいます。弁財天は通常、琵琶びわを弾いている事が多いですが、琴棋書画なので、ここでは琴を弾いています。中央では寿老人が書を読んでいます。

毘沙門天 寿老人 弁財天

右面に回ります。

八雲神社御本殿

右側脇障子は東方朔。西王母の桃園から桃を盗み、800年生きたとも、9,000年生きたとも言われる人です。

東方朔

右面胴羽目。大黒天と恵比寿天が棋、つまり囲碁を打っているところ。

大黒天と恵比寿天

錺金具がピカピカです。2007年の修復の時に取り換えられたのでしょうか。

八雲神社御本殿

大事に手入れされている事がわかる神社でした。

刺青師・龍元

252(2020.11.10)

コメント

  1. onijii より:

    onijiiです。
    掛け軸に絵は芸が細かいですね!
    彫刻で顔の表情を表現するという技量に、
    驚くと凄さを感じます!!
    素晴らしいですね!!!

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