令和四年九月中旬 新潟県湯沢町の瑞祥庵に参詣しました

ここは石川雲蝶の仁王様で有名です

ヒゲが濃いです 彩色は昭和四年(1929)に小千谷の仏師によるものらしいです

おお!コイツは見た事があります

魚沼市の開山堂にも居ました

天邪鬼を踏み付ける仁王様

向かって左には吽形の仁王様

呆然と空を見つめる天邪鬼


こちら↓は魚沼市の開山堂の仁王様

これ↑が彩色されると こうなる↓訳ですね ちょっと表情は違いますが

お願いしたら御本堂の欄間彫刻も見せて貰う事が出来ました

ここの前に参詣した天昌寺に造りが似ています まあ お寺は大体こんな造りが多いですね

左から見て行きます 唐獅子の親子 天昌寺風に言うと子引き獅子

その隣は唐獅子牡丹

またまた唐獅子牡丹です

龍です

子引き獅子です

龍です

虎 龍虎という事なのでしょう

その次には麒麟が来ました

また麒麟です

1番右側には獏がありました

内陣の欄間には四睡 非常に珍です 初めて見ました(多分)

四睡とは 虎を連れた豊干禅師とその弟子の寒山拾得が眠っている姿 禅の極意を表しているそうです

左側には応龍です

本堂を見せて下さいとお願いしたら 住職さんは「雲蝶は仁王門ですよ」なんて 意外そうにしてました
刺青師・龍元
130(2022.11.09)
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