令和六年 新年寺社彫刻巡礼の旅 第十九社目 千葉県香取市の子安神社に参拝しました。
神社の詳細は分かりませんでした。
御本殿は透き屏で囲まれていました。
彫り物は控え目。私の廻る神社の中では です。
胴羽目は唐獅子。
中々凛々しい獅子です。
二重虹梁間には鳳凰。 チョット。。。鶏っぽい。。。
その下の組物間の鳥も。。。鶏っぽいです。。。でも多分 これは錦鶏。鶏と書くのだから良いのか。。。
脇障子は痛みが激しいです。
顔が。。。人物の様ですが。。。どなた?
左下にいるのは亀の様なので これは黄安仙人かな?
背面に大きな彫り物はありません。
組物間の梟。でも耳があるからこれはミミズク?
左面です。
現地では 唐獅子と思い込んでいましたが よく見ると これは獏ですよね。
ですよね? やっぱり唐獅子かも。。。
こちらにも鶏の様な鳳凰がありました。
その下には 鶏の様な。。。鶏。 全部 これに引っ張られていた訳ですね。
脇障子は。。。カブか何か?
裏表逆に取り付けてしまった様で 裏から見ると分かりました。これは梅と鶴をこよなく愛した 林和靖でしょう。これも顔が無くなってしまってます。
だいぶ 劣化が進んでしまっている様ですが 境内は手入れがされているので 大事にされているのだと思います。
刺青師・龍元
019(2024.02.22)
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