令和五年七月上旬 栃木県宇都宮市の白山神社に参拝しました。
![白山神社鳥居](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2023/07/IMG_4092-1.jpeg)
御祭神 菊理姫命
![白山神社](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2023/07/IMG_4091-1.jpeg)
拝殿内部には何もありません。
![拝殿内部](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2023/07/IMG_4089-1.jpeg)
御本殿覆屋は頭の上まで板張り。手を伸ばせば写真を撮る事はできますが 如意棒を使用しました。
![白山神社御本殿覆屋](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2023/07/IMG_4090-1.jpeg)
立派な御本殿が鎮座していました。ここの前に参拝した中里白山神社と同じく 正面扉の裏側には右大臣左大臣が描かれている様です。
![白山神社御本殿](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2023/07/IMG_4074-1.jpeg)
胴羽目は天岩戸。須佐之男命の狼藉に腹を立てて 岩戸に篭ってしまった天照大神を誘い出す為に 神々はどんちゃん騒ぎをします。
![天岩戸](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2023/07/IMG_3558-1.jpg)
岩戸の前で踊って天照を誘いだす役目の天鈿女と 記紀ではこの場には居なかった筈の猿田彦神。
![猿田彦と天鈿女](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2023/07/IMG_3535-1.jpg)
外の様子が気になった天照が岩戸を少しずらすと すかさず手力男神が扉をこじ開けます。
![天照大神と手力男命](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2023/07/IMG_3517-1.jpg)
背面に廻ります。
![白山神社御本殿](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2023/07/IMG_4081-1.jpeg)
胴羽目は破損していました。多分 龍が彫られていたのだと思います。
![白山神社御本殿](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2023/07/IMG_4082-1.jpeg)
左面。
![白山神社御本殿](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2023/07/IMG_4085-1.jpeg)
虎の親子。
![虎の親子](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2023/07/IMG_3561-1.jpg)
清水を飲む子虎。
![虎の親子](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2023/07/IMG_3549-1.jpg)
今の今まで親虎・子虎一匹づつだと思っていましたが 子虎がもう一匹いました。
![子虎](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2023/07/IMG_3512-1.jpg)
脇障子は両側とも鷹。
![白山神社御本殿](https://ryugendo.tokyo/wp-content/uploads/2023/07/IMG_4086-1.jpeg)
夏は暑いので 集中力を保つにはこれ位の神社がちょうど良いです。
刺青師・龍元
076(2023.07.23)
コメント
いつも楽しく拝見しております
天鈿女神と並んでいる神様は
思金神ではないでしょうか
コメントありがとうございます。
思金神ですか。
この鼻を見たら猿田彦神だと私は思うのですが。。。
記紀ではこの場には居なかった筈なのですが、寺社彫刻では天鈿女と猿田彦は対になる事が多く、浮世絵の天岩戸にも頻繁に登場し、中には猿田彦神と詞書付きの物も見掛けます。なのでこの時代には定番の登場人物だったのかなと考えています。