珠取伝説に取材した御本殿胴羽目彫刻 [丸嶽山神社 まるたけやまじんじゃ] 栃木県

令和二年三月吉日、栃木県佐野市の丸嶽山神社に参拝しました。

やっぱり森の中は清々しいです。

社号額には上り下りで 龍 が彫られていました。

こういうのを見ると土台になる文化が刺青と一緒なんだなぁって思います。上部に雲があって下に波。このままの構図で腕に刺青を入れられますね。

御祭神

御祭神は大山津見神（おおやまつみのかみ）の様です。

御本殿

御本殿は覆屋の中、大きなガラス窓越しの鑑賞になります。

東面胴羽目は「珠取姫」。大分、浅そうな海ですね。端っこにいるのは藤原不比等たちですかね。緑の人はなぜ肩をはだけているのか？

脇障子は「烏天狗」。遠目に宇宙人かと思っちゃいました。

背面胴羽目は珠取姫を追いかける「龍」。

西側脇障子では「天狗」が踊っていました。

こちらは「宝塔」。これが竜宮という事なのか。

力神がいました。こちらは東面妻。

西面。

窓も綺麗に磨いてあって、良く手入れのされた気持ちの良い神社でした。

刺青師・龍元

051（2020.03.30）