令和二年四月吉日、埼玉県羽生市の須影八幡神社に参拝しました。
由緒
創建年代不詳
慶応元年(1865)現本殿・拝殿造営
御祭神 誉田別命 菊理姫命 伊弉諾命 伊弉冉命
彫師
石原恒蔵主計(三代石原常八)
入江文治郎茂弘
拝殿
向拝には定番の龍。持送りには亀が彫られていました。
手挟みには綺麗な形の鶴。
御本殿
左面
胴羽目は各面二枚づつありました。
右側の胴羽目には七福神の布袋尊・毘沙門天・弁財天。胴羽目の上の鶴も綺麗な形ですね。
左側胴羽目はピンボケになってしまったので、別アングルの写真を二枚。恵比寿天・大黒天・寿老人。
寿老人の右側には福禄寿ですね。
背面
胴羽目は案内板によると神功皇后縁起。初めて聞くタイトルですけど、干珠と満珠の話ですね。
左側は安曇磯良。
右面
まず右側の胴羽目。おお、これはシブい!
大蛇ににじり寄る素戔嗚尊の姿はまるで仕事人の様です。
左側胴羽目は案内板によると、八幡宮地形つき。本殿建設工事の様子だそうです。
彫刻はどれも素晴らしく、本当はもっと沢山撮りたかったんですけど、バッテリーが残りわずか。この日はあと二社予定していたので泣く泣く切り上げました。
いつもは余裕で保つんだけど、午前中に行った神社で写真撮りながら宮司さんと話し込んじゃったからな。っていうか一方的に向こうが喋ってたんだけど。話してる間は電源切っておくべきでした。
刺青師・龍元
102(2020.05.15)
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