令和元年葉月吉日、川越市大袋の白髭神社を訪ねました。
畑があり、民家があり、のどかな所にあります。
由緒
祭神
猿田彦命
清寧天皇
永禄年中(1558~1570)勧請
慶應四年(1868)本殿造営
川越市指定有形文化財建造物
南向きの神社です
本殿
本殿覆屋には細かい金網が。。。こんな時は iPhone カメラが活躍します。
胴羽目
東側は 須佐之男命の大蛇退治。珍しくここのは龍ではなく本当の大蛇です、と思ったけど良く見れば、頭は蛇だけど足もあるし背びれもあるなぁ。
背面は天岩戸。
西面は案内板では 源頼政のヌエ退治 となっていましたが、これはどう見ても 大己貴命の大鷲退治 ですね。諸説ありますが一般的にヌエは頭が猿です。
因みにこちらは埼玉県越生町の大宮神社の大己貴命。人物の構図がほぼ一緒ですね。という事は彫師は小林一門三代目 小林丑五郎って事かな。大宮神社の方も推定って事みたいですけどね。因みに大宮神社の他の胴羽目二面もここと同じ題材です。
脇障子
脇障子は案内板によると唐獅子牡丹と獅子の子落とし。裏側も彫ってはありますが、正面から見る構図のようです。
多分、東側が獅子の子落としでしょう。
10月14・15日に行われる祭典の際には拝殿の扉が開放されて、本殿を正面から見る事ができる様です。
土俵
拝殿正面には土俵がありました。ここでは神事としての相撲が昭和三十年頃まで行われていたそうです。
刺青師・龍元
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