令和二年四月吉日、埼玉県熊谷市の冑山神社に参拝しました。社殿は冑山古墳に鎮座しています。
由緒
文永年間(1264~75)日吉神社勧請
慶長十三年(1608)古墳を発掘後に疫病が流行、祟りを鎮める為に山頂に八幡神を祀る
明治四十二年(1909)すでに冑山神社と改称していた八幡神社に日吉神社他数社を合祀
御祭神
兄多毛比命(えたもひのみこと)
誉田別命(ほんだわけのみこと)
大山津見命(おおやまつみのみこと)
須佐之男命(すさのおのみこと)
東向き
御本殿は拝殿の裏をさらに階段を登った、冑山古墳の山頂に鎮座していました。
御本殿
堂々たる御本殿です。
向拝には定番中の定番、兎毛通しに「飛龍」、太鼓羽目に「司馬温公の甕割り」です。その下の水引虹梁上の二人の人物は誰でしょう?
胴羽目を見てみようとしたら、こんな状態です。
それにもめげず、師匠直伝の奥義で撮影。左面の胴羽目は「竹林の七賢」。
背面胴羽目は「七福神」。手前の欄干にフォーカスしてしまい、肝心の彫り物はピントが甘くなってしまいました。
右面。画題は何でしょうね。「農耕図」かなぁ。 太宰治の小説に、「川に落とした一分銀、そのままにして置けば国家の損失、拾えば一分銀が世に活きる」なんて挿入話がありましたが。。。あの話は何だったっけかなぁ。
〜追記(20.04.20) これは「青砥藤綱」の様です。太宰治が「裸川」という小説で書いていますね。一分銀ではなく、十文でした。追記終わり〜
この奥義はHP(ヒットポイント≒体力)を消耗するので、続けて繰り出すとピントが甘くなったり、写真のクオリティが下がったりしてしまいます。レベルを上げなければ。。。
刺青師・龍元
065(2020.04.13)
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