川に落とした十文銭 五十文使へど川から拾へば 六十文が世に活きる [冑山神社] 埼玉県

冑山神社本殿 神社仏閣
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の技術である手彫りの継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和二年四月吉日、埼玉県熊谷市の冑山神社かぶとやまじんじゃに参拝しました。社殿は冑山古墳に鎮座しています。

冑山神社鳥居
冑山神社拝殿

由緒

文永年間(1264~75)日吉神社勧請
慶長十三年(1608)古墳を発掘後に疫病が流行、祟りを鎮める為に山頂に八幡神を祀る
明治四十二年(1909)すでに冑山神社と改称していた八幡神社に日吉神社他数社を合祀
御祭神
兄多毛比命(えたもひのみこと)
誉田別命(ほんだわけのみこと)
大山津見命(おおやまつみのみこと)
須佐之男命(すさのおのみこと)
東向き

冑山神社本殿説明書

御本殿は拝殿の裏をさらに階段を登った、冑山古墳の山頂に鎮座していました。

冑山神社本殿

御本殿

堂々たる御本殿です。

冑山神社本殿

向拝には定番中の定番、兎毛通しに「飛龍」、太鼓羽目に「司馬温公の甕割り」です。その下の水引虹梁上の二人の人物は誰でしょう?

冑山神社本殿向拝 司馬温公瓶割り

胴羽目を見てみようとしたら、こんな状態です。

冑山神社本殿

それにもめげず、師匠直伝の奥義で撮影。左面の胴羽目は「竹林の七賢」。

竹林の七賢

背面胴羽目は「七福神」。手前の欄干にフォーカスしてしまい、肝心の彫り物はピントが甘くなってしまいました。

七福神

右面。画題は何でしょうね。「農耕図」かなぁ。 太宰治の小説に、「川に落とした一分銀、そのままにして置けば国家の損失、拾えば一分銀が世に活きる」なんて挿入話がありましたが。。。あの話は何だったっけかなぁ。

青砥藤綱

〜追記(20.04.20) これは「青砥藤綱」の様です。太宰治が「裸川」という小説で書いていますね。一分銀ではなく、十文でした。追記終わり〜

この奥義はHP(ヒットポイント≒体力)を消耗するので、続けて繰り出すとピントが甘くなったり、写真のクオリティが下がったりしてしまいます。レベルを上げなければ。。。

刺青師・龍元

065(2020.04.13)

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