令和五年四月中旬 長野県南相木村の諏訪神社に参拝しました。

信州は本当に諏訪神社だらけです。地名の付いた神社も御祭神や御由緒を見ると元々は諏訪神社だったりする事も多いです。

小さいながらも立派な御本殿が鎮座しています。

左側脇障子は竹。筍が生えているので 思わず孟宗を探してしまいました。

胴羽目は波に犀。

吽形。

聖域守護の他 火除けの意味があるとされます。




妻飾り。

斗栱間には波に兎の彫り物。跳ねる姿が縁起良いとされますが 何かに追われているのか と私は思ってしまいます。

向拝木鼻の唐獅子。

水引虹梁には牡丹がありました。


獅子は両側とも阿形です。

胴羽目はこちらも犀です。

阿形。

比較的素朴な造形です。



欠損してしまったのか こちらに兎はいません。

脇障子は松の木。



素朴ながら 趣のある神社でした。
刺青師・龍元
058(2023.05.15)
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