長野県上田市の堀川神社に参拝しました(2019.1.19)
神社は、18号沿いの国分寺史跡公園が終わるところから路地に入って、しなの鉄道の線路を越えて、車一台しか通れない様な細〜い道を行った所にありました。南向きの神社です。
長野県神社庁のサイトを見ると確かに堀川神社となっていますが、Google Maps を見ると諏訪神社となってるし、扁額にも諏方宮と書いてあります。調べてみると、ここでは 御柱祭 をやっていて諏訪神社の系列なのだそうです。御柱祭りとは、御柱にする為の太い丸太を山から曳いて来る祭りですね。諏訪大社のは有名ですし私もテレビで見た事があります。
拝殿
拝殿向拝水引虹梁上の 龍 とその上の懸魚には定番の鳳凰。
本殿
拝殿の裏に回ると本殿がありました。
覆屋の囲いも腕が入るくらいの隙間が空いています。この日は天気が良かったから目が慣れるまでは暗くて良く見えませんでしたが、でも写真にはこれ位が良いですね、特にお天気の日には。
本殿東側胴羽目には黄石公と張遼。
胴羽目の下には 獏 。その下の板は外れちゃってます。猫の仕業でしょうか。
本殿北側胴羽目は二十四孝の舜と象。
兎。
西側胴羽目には韓信の股くぐり。チンピラの挑発に乗らずに大志を抱いて出世した韓信の話ですね。私もいい年になって大分練れて来たつもりですが、まだまだ。とても股はくぐれないです。
粟穂に鶉って事は諏訪立川流ですかね。長野ですからね。正月に訪れた山梨県北杜市の海岸寺にもほぼ同じ構図の彫り物がありました。
こちらは北杜市の海岸寺観音堂正面扉上の蟇股の「粟穂に鶉」。
18号線を曲がってからは古い住宅地でしたが、人っこ一人歩いていないし、行き合う車も無い、本当に静かな所でした。
令和四年一月中旬に再訪しました。見逃していた超極細密彫刻 [堀川神社(再訪)]
刺青師・龍元
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