令和六年二月中旬 栃木県足利市の通五丁目八雲神社に参拝しました。
貞観年間(859-877)勧請
天保十四年(1843)本殿改築
大正十四年(1925)拝殿新築
御祭神 櫛稲田姫命
賽銭箱は門の横にあり 門は閉まっていて 社殿には近づけません。
玉垣の中には 更に御本殿を囲む玉垣があり 御本殿には鉄骨の立派な屋根が架けてあります。
千鳥破風には応龍の彫り物。
水引虹梁の上に彫り物は無く 木鼻は獅子と獏 扉には龍 扉脇板には上り下りの龍があります。
社殿の右側は駐車場になっていて 私の背より高いくらいの塀で遮られているので 手を伸ばして撮影。
胴羽目は桐に鳳凰です。
大虹梁の上には麒麟。
縁下には 唐獅子牡丹と波千鳥の彫り物がありました。
御本殿の土台と浜床の間(この部分の名称が分かりません)は 滝に打たれる獅子です。
木階下にも唐獅子。
脇障子は孔雀の番です。
背面には2メートルを超える 高い塀があります。小さな節穴を見つけて覗いてみると 見えない事はないですが やはりスマホはスマホ。
辺りは車通りも激しいし 人通りもありますが ここで躊躇しては胴羽目探求道を行く事はできません。
でも さすがに脚立は使えないので 最終奥義の如意棒を使って 数秒で手早く 二枚ほど撮影しました。
胴羽目は鶴と亀。
左側に廻ります。
こちらも胴羽目は桐に鳳凰。
二重虹梁間には麒麟。
縁下は唐獅子牡丹と波千鳥です。
基本的に 左右で同じものが彫られている様です。
脇障子の孔雀の番。
社殿が黒ずんでいるのは 排気ガスとかのせいなんでしょうか?
触ったりしないから もう少し近くまで行けると良いのにな と思いました。
刺青師・龍元
037(2024.04.12)
コメント
onijiiです。
おお、背面も撮影されたのですね。
鑁阿寺の出世稲荷神社もそうですが、
高い塀に阻まれて諦めました。
鮮明な写真ありがとうございます。
自分で言うのも何ですが、私も如意棒の扱いには熟練の域に達して来たと思います。
目算で距離を測り、予めズームしたカメラをスッと上げて画面を確認して撮りました。1、2、3って感じです。
通行人の邪魔にならない様に、壁に背を付ける様に道路側を向いて撮りました。
多分、気が付いた人は何人も居ないと思います。