令和六年七月下旬 神奈川県愛川町の若宮神社に参拝しました。
若宮八幡神社と呼ばれていた事もあった様です。
向拝中備には松鶴の彫り物。
拝殿と覆屋を兼ねた社殿です。
御本殿左面
横には太鼓があって 胴羽目が隠れてしまってますが 三条小鍛冶宗近 だと思います。
頭に狐を乗せているので 宗近の相槌の稲荷神だと思います。
御本殿正面
左側脇障子。魚の尾びれの様な物があるので 化け鯉かと思いましたが。。。
よく見ると脚があるので これはもう応龍でしょう。ピントが今ひとつと言う事もあって 残念ながら 体の形はよく分かりません。
向拝です。中備には唐獅子と龍。扉下には蓑亀。
向拝の龍。
二間社になっていて 扉が二つ。
それぞれの脇板に昇り下りの龍が施されています。
右側脇障子は完全に応龍。こちらも体の流れが 今ひとつはっきりしません。
御本殿右面
胴羽目は八幡神社らしく 応神天皇誕生。
って 左面胴羽目の小鍛冶は稲荷神社らしいんですが。。。
そこで 二間社だし 八幡様にお稲荷さんが合祀されているんじゃないか と思って調べると 境内の明治十八年の灯籠には「奉納稲荷神社」とある様です。 現認はしてません。
生まれたばかりの応神天皇を抱く 武内宿禰。
龍宮より授かった宝珠で三韓を征討。帰国して 無事に応神天皇を出産した 神功皇后。
御本殿背面
残念ながら背面には窓が有りません。 なので右の窓から。
左の窓から。 彫刻は有る様ですね。
小さいながらも彫刻満載の御本殿。ほぼ密閉の覆屋の中で 大切に守られている様子でした。
刺青師・龍元
070(2024.08.17)
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