令和二年六月吉日、群馬県富岡市の曽木神社に参拝しました。
拝殿と覆い屋一体型の社殿。
御由緒
由緒などは分かりませんでした。御祭神は大国主命(おおくにぬしのみこと)の様です。
御本殿
右側から。
水引虹梁の上には定番の「龍」、兎の毛通しには「亀」がありました。
正面扉には「竹林の虎」
「力神さま」が屋根を支えていらっしゃいます。阿形。
胴羽目は梅と鶴をこよなく愛する「林和靖」
左側から。
向拝持送りにいるのは「猿」です。
この海老虹梁はもはや部材としての役目は果たしていないのではないか、と思われます。
こちら側でも「力神さま」が頑張っていらっしゃいます。吽形。
胴羽目は、三千年に一回首を出す亀の首を五回も見たと言われる「黄安仙人」。五千年に一回を三回見た、だったかも。
背面。
胴羽目は「布袋尊と唐子」。何をしているのかは知りませんが、よく見かけます。
鑑賞しやすい覆屋で彫り物の状態も良く、素晴らしい神社でした。
刺青師・龍元
145(2020.07.08)
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