波と鳥と松竹梅で飾られた御本殿 [天満宮熊野本宮 金台寺境内社] 長野県

波千鳥 長野県
プロフィール

彫師歴三十余年。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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令和八年二月中旬 長野県佐久市の金台寺に参詣しました。

金台寺山門

弘安二年(1279)創建
御本尊 阿弥陀如来

金台寺鐘楼門

立派な鐘楼門がありました。

金台寺鐘楼門

鐘楼門の天井の 大迫力の応龍。

応龍

もちろん御本堂にお詣りしましたが 私のお目当ては こちらの境内社。

天満宮熊野神社

二間社流造千鳥破風付の御本殿。覆屋に天満宮と熊野本宮の札が掛かっています。

天満宮熊野神社御本殿

右側脇障子は波。

波

かつて高欄があった様です。

天満宮熊野神社御本殿胴羽目

右面胴羽目。

鶴

これは鶴でしょうか。もしかしたら 鷺とか 他の鳥かも。

鶴

狙った物なのか 年月が織りなす偶然の芸術なのか「塗り」が幻想的な仕上がりになっています。

天満宮熊野神社御本殿胴羽目

「彫り」自体は浅めですね。

天満宮熊野神社御本殿

背面には窓も開口部も無いので 斜めから。

天満宮熊野神社御本殿

二間社なので胴羽目も2点。

波千鳥

波千鳥ですね。

波千鳥
波千鳥
波千鳥
天満宮熊野神社御本殿

左面です。

天満宮熊野本宮御本殿

胴羽目は松と梅。

松と梅

竹が無いんだなと思いましたが

松竹梅

脇障子と合わせて 松竹梅。

竹

正面扉の上には 波。

天満宮熊野神社御本殿

場所によって 色の深みが違う様に見えるのは経年変化のせいでしょうか。

天満宮熊野神社御本殿

波と鳥と松竹梅で飾られた御本殿。

彩色というか「塗り」の具合が印象的でした。

刺青師・龍元

033(2026.06.12)

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