令和四年四月中旬、群馬県高崎市の柳原馬頭観音堂に参詣しました
境内に駐車が可能です
ちょうどお昼時だったので、ガス屋さんのバンが境内で休憩していました
寛治三年(1089)仮堂に馬頭観音を安置
嘉永五年(1852)現観音堂建立
兎ノ毛通し 梅福仙人でしょうか
手に持っている物は何でしょう?
「福即ち詔を拝し青鸞に乗り飛昇して去る」
と斎藤隆三の『画題辞典』にあります
これが梅福仙人なのだとしたら
この鳥は鳳凰ではなく青鸞
という事になります
唐破風下には馬師皇
支那太古黄帝のころ
馬医だった馬師皇の元に龍が現れ
口を開きました
「この龍は病気で、私が治せると知ってやってきたのだ」
馬師皇が龍の唇の下に針を刺し
甘草湯を飲ませると
龍は忽ちにして愈えたと云います
水引虹梁持送りには化け鯉
その上には更に進化した形の応龍があります
向拝中備は
定番と言っても良いくらいに頻繁に目にする
黄石公と張良
先生 沓です お願いします
まだまだ! 修行が足り〜ん‼︎
海老虹梁も凄いです
まるで生きている様
この重量感には圧倒されます
手挟みも龍です
反対側の海老虹梁
登り龍
巻毛の龍
手挟みの龍
向拝廻りも凄かったんですが
側面頭貫上の小壁にも良い彫り物があったので
次回に紹介します
刺青師・龍元
059-01(2022.04.29)
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