電話噺第5弾

fuji いろいろ
fuji
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の技術である手彫りの継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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電話噺第五弾です。

最近は馴染みのお客さんはLINE・facebookのメールや直接携帯に連絡をくれるし、新規のお客さんでも先ずメールで問い合わせという感じで、固定電話が鳴るのはセールスなど、お客さん以外の人からの方が多い位。一体誰の為に毎月料金を払っているのか?と首を傾げたくなるほどです。なので同業の人の中には固定電話を持たず携帯電話だけという人も結構居る様ですね。これも時代の流れでしょうか。

セールスの内容は、ホームページ作成しますとか、電話料金が安くなるだとか、お金貸しますとか。中には録音した音声を流して来るヒドイ会社もあります。自動音声を聞いて何かを契約しようと思う人がいるのでしょうか?音は機械だから人件費は掛からないとしても通話料は掛かる訳ですから、掛けて来るって事は誰かしら何かしら反応があるのでしょうか。私は最後まで聞いた事が無いので分からないだけで、実はもの凄いオイシイ話でもあるのかも。

あと多いのが、テレビなど取材の申し込みです。電話を掛けて来る前に大体の筋書きが出来てる様で、例えば、
「ヤクザとサラリーマンの対比を描きたいので、テレビに出てくれる極道とサラリーマンを紹介してくれ」
だとか、
「〇〇の番組で極妻を探してる」
だとか。
「何でオレんとこ電話掛けて来るんだよ。極道探してるなら極道の事務所に電話掛けなよ。大体、そういう人達と付き合っちゃイケナイってテレビでやってたぞ‼︎」

中には
「刺青の道具を貸してくれ」
なんてのもありました。
「見ず知らずの人間に彫師の命を貸せない」
と言ったら
「ですよね」
と返って来ました。何件も掛けて断られたみたいです。

もちろん、ちゃんと刺青についての取材もあります。ちゃんとした取材は主に雑誌や新聞などで、電話ではなくメールでの申し込みが多いですね。最近は海外からの取材も多いです。刺青についての真面目な取材なら大歓迎です。

刺青師・龍元

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