組合系?と刺青の関係

富士 いろいろ
富士
プロフィール

彫師歴四半世紀余。東京六本木にて刺青芸術工房龍元洞を主宰。
日本のみならず、世界中で日本伝統刺青に注目が集まる中、世界の刺青大会に参加、北米・南米・欧州・豪州など各国の刺青師と交流。日本古来伝統の手彫りの技術の継承・研鑽とともに、日本文化の紹介にも力を注いでいます。

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昔、弟子がいた頃の話です。

「先生、最近変な電話が掛かってくるんですよ、身体中に刺青入れてんのかって聞いて来たりするんです」
「同じ人が何回も掛けて来るのか?」
「はい」

ある日、電話が鳴ったので私が受話器を取りました。
「あら、先生ですか?いつもお噂を伺ってます、先生もヤッパリ刺青を入れてらっしゃるんですか?」
「ええ、まあ、入れてますが…」
「ふ〜(鼻息?) 手首とか足首まで?」
「はあ…」
「ふ〜 何を入れてらっしゃるんですか?」
「………」

と云う具合で、明らかに組合系というか、あちらの人です。
​「スミマセン、今仕事中なもので…」
と言って電話を切りました。

弟子が云うにはその後も数回掛かって来たそうですが、飽きたのか、いつとは無しに掛かって来なくなったそうです。

もう20年以上前の話で、私もこれが初めてでしたが、今でもたまにソチラの方からわいせつ電話が掛かって来ます。私はLGBTの方には特に偏見は無い積もりですが、こういうのには非常に困惑しますので、やめて欲しいと思います。

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