令和四年 新年寺社彫刻巡礼の旅 第十一社目、茨城県大子町の五霊神社に参拝しました。
なかなか趣のある参道です。
ヘンデルとグレーテル的な。。。魔法使いのお婆さんが出て来そう。。。ちょっと怖い。。。
拝殿の周りは割と明るかったです。
立派な御本殿がありました。
象鼻と獅子鼻。
竹林の虎ですね。
こちらは背面。
波に沈む太陽と鶴。いや、日の出かな。
脇障子は元々無かった感じです。
ブロック塀の穴から。
左面胴羽目は唐獅子牡丹。
鳥居の前の神橋。
川は凍ってますね。
茨城県と福島県の県境の大子町。素朴で個性的な彫り物が多い印象でした。
次回はいよいよ福島県です。
刺青師・龍元
011(2022.01.20)
コメント
onijiiです。
大子町のローラーでは、胴羽目7、力神2、
鬼面1に遭遇しました。
日光や江戸からはかなり遠い地です。
移動手段が徒歩だった時代、長い年月を
掛けて装飾彫刻が伝わってきたんだろう
なあと考えてました。
福島県楽しみにしています。(笑)
ローラーご苦労様です。まさに遭遇ですね。
江戸時代は今より信仰心も厚いですし、物見湯山を兼ねた寺社巡りが流行ったそうですから、遠くの神社の見事な彫り物を見たり聞いたりして、建て替えの時には「よし、いっちょ俺たちの村の神社も彫り物で飾ろう」なんて事になったんでしょうね。寄進を募って大工を選んで…なんて想像しただけで楽しそうです。